自分に合う人

恋愛や結婚するなら、自分と気の合う人としたい、というのは誰しも考えることでしょう。

では、自分と合う人というのはどういう人なのでしょうか。

実は、恋愛や結婚となると、それがよく分からなかったり、誤解してしまっている人が少なくありません。

どういうことかと言うと、気の合う人というのは、いわゆる、好みの人、タイプの人、というのとはイコールではないからなんですね。

好みの人、タイプの人、というのは、言ってみれば、憧れの対象であって、自分にないところを求めていたり、容姿などの見た目だけで判断していたりするケースが多々あります。

もし、これまで経験してきた恋愛で、好みの人と付き合ってきて、それが残念な結果に終わってしまっているという人は、自分に合う人、ということを意識してみると、幸せな関係性の恋愛ができるかもしれません。

気が合う、というのは、時間が経っても良い関係性を保っていられるということです。

衝動的に燃え上がって、急冷してしまうような関係性ではありません。(そういう恋愛を求めている人はそれでいいのかもしれませんが…)

その人と一緒にいることで、安心感を感じることができ、お互いの不足している部分をお互いにフォローし合える相手。

そんな相手とは、それぞれの気持ちを尊重しながら、束縛することなく、意見の食い違いがあっても、解決しようとお互いに歩み寄れる関係性。

気の合う相手というのはそういう人と言えるでしょう。

とくに、自分自身が素のままでいられる、ということは大きいことでしょうね。

恋愛中というのは、相手に良く思われようと頑張ってしまったり、相手の好みに合わせて、本当はイヤなことも我慢したりしてしまうこともありがちですが、気の合う相手なら、素の自分を出すことができます。

素の自分を認めてもらえるというのは、その人の前で、自分らしくあっていいということです。

恋愛でも結婚でも、疲れたり、ストレスを感じることも少なくてすみませすね。

また、そういう相手がいるというのは、2人のことだけでなく、プライベートな時間も生き生きしてくるでしょう。

また、仕事などへも良い影響が出てくるものです。

ひとりのときは辛かったことも、相手に話を聞いてもらったり、逆に、相手の苦しいことを聞いてあげたりすることもあるでしょう。

そうする中で、お互いに励まし合って乗り越えられるようになり、次の目標に向かって進めるようになったりします。

好みの異性、タイプの異性、という見方だけで、恋愛対象として考えている人は、自分は、どういう人と気が合うのかな?と落ち着いて考えてみることも大切な時間かもしれませんよ。