ミラーリング効果で異性に好かれるテクニックを身につけられる?(1)

ある人と一緒にいて、はっきりした理由はなくても、居心地の良さ、気軽さを感じるようなことってないでしょうか。

そういう感覚を持つ理由のひとつとして、人は、自分と似たような言動をされたり、気持ちを共感されたりすると、安心感や親近感を抱くということがあります。

これは、ミラーリング効果のひとつで、恋愛心理においてのテクニックとして使えるんです。

ミラーリング効果は、心理学用語なのですが、簡単に言うと、自分が好きだなと思っている相手の振舞いを真似ることで、相手が自分に好感を持ってくれるようにするテクニックと言えるでしょう。

友達同士で集まって話をしているときに、同じタイミングで笑ったり泣いたりすると、距離感がぐっと縮まる感じがしたことがあるのではないでしょうか。

また、例えば、相手が飲み物に手を付けようとしたときに、自分もさりげなく同じことをする、といったことで、自然に親近感が生まれたりするものなのです。

仲良しカップルは、どこか似ている2人だと思えることも多いと思いませんか?

お互いに言動を真似ているという意識はないのかもしれませんが、一緒に居る時間が長くなるほど、仕草や雰囲気が似てくるということは珍しくありません。

その結果、ますます居心地の良さや、自分が相手に理解されている、という感覚も生まれると言えるでしょう。

人付き合いのうまい人は、無意識的にミラーリング効果を活用しているとも言えます。

露骨に真似ると逆効果になる場合もあるかもしれませんが、ちょっと仕草を真似てみたり、動作のタイミングを合わせてみたりといた自然なミラーリングは、自分が好意を持っているという印象を、相手に自然に与えることができます。