自己顕示欲とは

自己顕示欲、という言葉を聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか。

すぐ思いつきそうなところでは、政治家の人たちなんかは、自己顕示欲が強い人、という感じがあるように感じたりします。

男女問わず、自己顕示欲が強い人、弱い人は存在していて、もしかすると、出会いがない、異性とうまく付き合っていけない、と思っている人の中には、自己顕示欲が強すぎて、それが原因である場合があるかもしれません。

相手に自分のことを分かってもらいたくて、自分のことを話しているつもりなのですが、それが強いアピールのように相手には聞こえていたりして、うんざりされていた、なんていう可能性があるものです。

さてここで改めて、自己顕示欲というのは、どういう意味なんでしょうか。

「注目を浴びたい」「自分の存在を目立たせたい」という欲求を指す、とされています。

大なり小なり、人間だれしも、そういった欲求を持っていないわけではなく、承認欲求なんていうのも、少し似た概念かもしれませんね。

SNSなどで、自分の写真をひたすらアップしている人なんかも、ある程度、自分のことを見てほしいという欲求の表れなのかもしれません。

ただ、人によってその強さが異なることで、行き違いが生じたりすることがあるようです。

人間関係、男女間においても、問題を生じさせる可能性のある自己顕示欲も、食欲や性欲などのように、理性的にコントロールして、社会生活に悪影響を及ぼさないようにしたいところです。