「恋愛ができない」と思っている人が増えている?

近年言われていることですが、男性でも女性でも、「好きな人ができない」「恋愛ができない」という人が増えているということです。

恋愛感情がどんなものなのかが分からない、恋人というのはどういう人?という感じなのだそうです。

また、これって病気?と考え込んでしまう人もいるようですが、男女問わず、その状況は、自分自身で創り出してしまっている可能性が非常に高いとも考えられるのです。

一概にそれが良くないことだということではないものの、人生における豊かさの大きな部分を欠いてしまうという残念なことになりかねません。

男女のマッチングのサイトや結婚相談所などのサービスや、恋活、婚活といったフレーズがあるものの、好きな人を見つけられない、異性を好きという感覚を忘れてしまっている、という人が、男女問わず増加しているということが言われています。

人口問題研究所という機関が2015年に実施した、18歳~33歳の未婚男女、約5300人を対象にした調査では、異性の交際相手がいないと答えた人は、男性で約70%、女性で約60%を占めていた、ということです。

データとしても、恋愛できない人が少なくないことが表れているんですね。

この世の中には、基本的に男性と女性の2種類で、中間的な人もいるとしても、この2極のどこに位置しているかという感じだと思います。

人間関係全般を考えたときに、男女がいちばん理解しにくい、離れた存在であるとも言えると思います。

繰り返しになりますが、恋愛ができない、好きな人がいない、それ自体が悪いことだとは言えないと思いますが、いちばん”遠い”とも言える存在の異性のことに関心がない、ということは、やはり、人生における醍醐味のようなもののひとつを、受け取れないように思えたりもするのです。