自己顕示欲が強い人の特徴

自己顕示欲が強い人には、どういう特徴があるのか、例をあげてみましょう。

注目を浴びたい

周りの人より自分が注目されたいという欲求があるので、目立つことを常に考える傾向があります。

インターネット、SNSの普及によって、ネット上で自己顕示欲を満足させようとしている人は、枚挙にいとまがないほどですよね。

多い例で言えば、自撮り写真をたくさんアップしていたり、自分の考えが拡散されるようにアピールしたりするのは、その表れのひとつでしょう。

ちょっとマズいのは、注目を集めたい一心から、他の人が発信した内容を、そのままコピーして自分の情報のように出してしまっている人もいたり・・・

見る人たちのことよりも、自分の自己顕示欲、承認欲求を満たすことの方が優先になっている、という人たちが、結構見受けられますよね。

上昇志向が強い

上昇志向が強いことは、たとえば、芸術やスポーツの世界で成功したりする人なんかの例で考えると、良い方向に働かせられている、ということで、好ましいことと言えます。

ただ、自分が目立ちたい、注目されたいというのがいちばんに来て、自己顕示欲が強すぎると、まわりのことを考えることなく、空回りしてしまうことも出てきます。

目立つ仕事、注目される仕事だけを自分がやるように選んで、地味でも必要な仕事は人にやらせる、また、成功したのは自分の手柄だとアピールすることに終始していては、いつのまにか評判を落としてしまっていた、なんてことになるかもしれません。

会話は自分のことばかり

自己顕示欲の強い人は、相手の話をほとんど聞くことなく、自分のことばかりを話しがちです。

自分の過去の武勇伝や、仕事の忙しさなどを相手に話て、すごいと思われたい、褒められたい、という気持ちの表れでしょう。

自分のことから話始めることで、人との会話が円滑に進んだり、信頼関係を構築できるケースもありますが、自分が褒められること、すごいと言われることを前提に考えて話していると、ときに、相手がついて来てくれないことにもなり兼ねません。

相手が仕方なく合わせてくれていることに気づかずに、ずっと自分のことを話続けている、というような状況には注意が必要でしょう。

せっかく出会えた相手に対しても、あまりに自分の話ばかりしていると、相手から敬遠されてしまう要因にもなります。

こと恋愛においては、相手の話をちゃんと聞ける、ということも、信頼関係を築く大切なポイントです。

好評価を得たい

良い評価が欲しいという気持ちをアピールする人もいます。

反対に、もし、悪い評価を受けたときには、拗ねてしまっていたり、やたらと落ち込んでいたりする人もいます。

好評価をもらいたい、というのは皆同じとは思いますが、恋愛においても、相手に求めてばかりいる状態は、上手くいかなくなる主要因としても大きいものです。

本当に褒められることは、自然な形で評価が良くなるものでしょう。