以前の記事で紹介したように、結婚が面倒くさいことだと考える人たちも少なくないようです。
では、その理由にはいろいろとデメリットと考えられることが挙げられました。
結婚を「ゴールイン」という言葉で言い換えたりすることもありますが、実際にはそこから新しい生活が始まりわけで、一人暮らしからは少なからず変化があるわけです。
では、結婚によって、どんなことが変わってくるのでしょうか。
相手のイヤな部分も見えてくる
長い時間をともに過ごしていると、相手の、それまでは知らなかった一面に気づくことがあるでしょう。
それが自分にとってイヤなことであったりすることもあるはずです。
とくに結婚生活では、お互いに素の面が出てくるので、長所も短所も浮き彫りになることがあります。
長所であれば問題はないのですが、短所が目立ってくると、結婚相手としては他の人がよかったのかも…なんて思うこともあるかもしれません。
でも、人には必ず長所も短所もあって当然なので、そこを許し合える、受け入れ合える関係を築きたいものです。
自由に使えるお金が減ってしまう
結婚というのは、人生をともに歩んでいくチームとも言えます。
その過程では、将来のことを考え、ライフスタイルの変化に備える必要性も出てきます。
住宅費や子供ができたときの養育費なども考えておく必要もあるでしょうし、将来なくなるかもしれない年金などの代わりに貯金や投資に充てるお金も必要となるでしょう。
そういったことで、それまで一人暮らしで自分で好きに使えていたお金が減ってしまうことになります。
それらのことを想定して、お金の運用の仕方については、夫婦できちんと話し合っておくことが大切ですね。
一人の時間が確保しにくくなる
家庭を持つと、パートナーと一緒に過ごす時間が増えますし、家事やパートナーの家族をはじめとする親戚の集まりなどの用事も増えるので、自分の時間を割くことが増えてくるでしょう。
また、子供ができると、子供との時間や、保育園、幼稚園、学校の行事などに出向くことも出てきます。
こういったことで、自分の時間、趣味に充てる時間が少なくなることが考えられます。
簡単に離れられない
単なる恋人関係であれば、さよならのひと言で関係性を切ることもできますが、結婚していればそれほど簡単に別れることができません。
離婚となると、結婚よりも書類の手続きが複雑で時間もかかりますし、親戚や子供など、関わる人も少なからず影響を受けるので、精神的に体力的にも辛く感じることが多くなるでしょう。
交際は気軽に始められる人が多いのに対して、一生をともに過ごすことを前提に結婚するのが一般的なので、離れるのには、精神的にも対六的にも労力がかかることになっているのかもしれません。
責任が多くなる
とくに男性にとっては、家族を守っていく責任を重く感じる人も一定数いるでしょう。
この気持ちは、仕事の原動力ともなるものですが、それがプレッシャーやストレスになることも少なくありません。
もし、仕事において精神的苦痛があったとしても、簡単には仕事を辞めることができず、追い詰められてしまうこともあるかもしれません。
家族の生活の問題は、男性だけの責任ではなく、夫婦の共通の課題です。
困難な状況になったときには、パートナーと橋梁し合い、一緒に相談、解決していくようにしたいものです。
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自分一人では経験できない暮らしを味わえる結婚ですが、それがデメリットと考える理由、どう思われるでしょう。