結婚についての考え方が男女では違っているとはよく言われますが、だからこそ、タイミングが合わずに別れてしまうカップルも少なからずあります。
タイミングが合わない理由としてはどういうものがあるのでしょうか、考えてみましょう。
そもそも結婚願望がない
自分に結婚願望がない人は、もともと結婚のことは考えないでしょうけれど、自分が結婚したいと思っていたとしても、相手にその気がない場合は、当然ながら結婚に至りにくいですよね。相手が結婚に対して無関心であると、話はなかなか進展しないというのも当然と言えます。相手が結婚を意識していないだけなら、意識することで変化はあるかもしれませんが、そもそもその気はない、というのであれば、待つのか、その相手との結婚は諦めるのかなど、考えることになるのかもしれません。
遠距離恋愛している
遠距離恋愛をしているカップルは、どうしてもコミュニケーションがとりづらくなります。電話やメールなどいろいろなツールはありますが、Face to Faceの機会が頻繁にはとれなかったりするので、結婚という大きなイベントに対してのタイミングがズレてしまいがちです。遠距離恋愛の期間が長く続いていると、結婚に対するハードルが上がってしまって、自然消滅というカタチになってしまうことも少なくないでしょう。
同線の期間が長く続く
同棲の期間が長く続いてくると、その時点で双方の生活のリズムが安定感を持ってしまって、これからわざわざ結婚しようと考えなくなるケースがあります。一緒に生活するという意味では、2人の関係性は結婚というイベントを経なくても変わらないので、どちらでもいいかなという感じになって、ズルズルと籍を入れない状態が続いてしまうのでしょう。また、同棲が長いと、結婚を切り出すタイミングが作りにくくなるという場合もありそうですね。
大事なイベントが控えている
一方が、転職や引っ越し、何かの試験を受けるなどといった大きめのイベントが控えているときなどは、その人は結婚について考えられないという状況もあります。自分のことでいっぱいいっぱいになっていたり、環境が変わることに対する不安などもあって、結婚どころではない場合もあるでしょうから、そんな時に、とくに他方が強く結婚願望を持っているようなケースは、ズレや摩擦になってしまうこともあるでしょう。生活のリズムがある程度安定するまで待つ、ということも考える必要があるのかもしれません。
仕事が多忙
仕事が多忙なときは、気持ちに余裕がなくなってしまい、結婚どころではないということもあるでしょう。また、仕事に打ち込んでいるというときも同様でしょう。本人が仕事に集中したいというケースもあるでしょうし、多忙過ぎるので結婚してもさみしい思いをさせてしまいそう、と心配して、というケースもあるでしょう。結婚するのは、ある程度、仕事が落ち着いてからにしたいと考える人もいます。
家庭の事情
2人の付き合いだけであれば、切り分けて考えることもできるでしょうけれど、結婚となると、双方の家族も少なからず関係してくるために、それぞれの家庭の事情によって結婚のタイミングがズレてしまうケースもあるでしょう。家族の介護や看病、家族の事業が苦しい、といった状況にあると、結婚を考える気持ちの余裕がなかったり、相手に迷惑がかかる心配から、決心できないこともあるでしょう。
経済的な安定性がない
収入が安定しなかったり、少なかったり、貯金がなかったりと、ある程度の経済的な安定性が確保できていないために、結婚を決心できない人もいます。とくに、自分が家族を養っていかないといけないと責任感やプレッシャーを感じている男性は、結婚までに時間を要するケースもあるでしょう。結婚はしたいけど、経済的な安定性がないという理由で結婚に踏み切れないケースもあります。
再婚や子持ち
一方が、結婚歴があったり、子供を連れているというケースは、過去の経験もあるので、新しい結婚生活に対する不安や、子供と相手との関係性が心配になったりして、結婚を躊躇してしまうこともあります。結婚に対して慎重になり過ぎて、タイミングがズレてしまうこともあるでしょう。
まだ遊びたい
一方が結婚したいと思っていても、他方が、まだ遊びたい、独身生活をエンジョイしたいと思っていて、タイイングがズレることもあります。一般的に、結婚すると家族が中心の生活になって、一人の時間や自分が自由に使えるお金も減ります。まだ遊びたいと考えている人の場合には、結婚のメリットが感じられないでしょうから、なかなか話が進まないでしょう。