時代とともに変化してきた貞操観念

貞操という言葉は、おもに、女性を対象として用いられているのが一般的なイメージでしょう。

この貞操観念というものは、時代とともに、だんだんと変化してきています。

たとえば平安時代

歴史をさかのぼってみてみると、たとえば、平安時代などでは、夜這いという風習がありました。

これは、夜、男性が女性の家に出向き、性交渉をするというものですね。

結婚前の性交渉が常識的にあったというのも、へ~っと思いますが、未婚同士に限らず、結婚している女性が、若い男性に、セックスの手ほどきをすることも、珍しいことではなかったそうです。

明治~昭和の時代

西洋の思想では、婚前の性交渉は悪、という概念があり、明治時代には、日本にも西洋の考え方が入ってくることで、貞操観念が強くなってきたようです。

昭和前半生まれの人たちは、その傾向が強い人が多いのではないでしょうか。

付き合ってもいないのにセックスするなんていうのは軽い、というようなセリフは、聞いたことがあるでしょう。

出来ちゃった婚、というのも、今では珍しくありませんが、少し前までは、あまり大っぴらに言うのがはばかられる風潮があったと思います。

また、お見合い結婚が通常の男女の出会い方だったことを考えても、女性が婚前にセックスをする、ということは、機会的にも難しかったのかもしれません。

現在

現在は、性についての感覚もかなりオープンになっていますし、それこそ、デキ婚というのも一般的にあることですね。

世の中の風潮はそうであるものの、近年では男女ともに、セックス経験のない人が増加している傾向になっているようです。

それも、いわゆる貞操観念が強いということからではなく、単純に出会いがない、好きな人がいない、という状況があるようです。

時代とともに変化してきている貞操観念、セックスに対する考え方ですが、身体の相性というのも、交際や結婚には、人による差こそあれ、ひとつのポイントとなり得るので、事前に確かめたい、と思うのは、合理的な考え方と言えるでしょう。

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