過剰同調性の兆候を克服するには・・・

過剰同調性ってどうやって克服すればいいのでしょう。

以下に、そんな自分とうまく付き合っていく方法、過剰同調性の傾向を改善する方法の例を紹介してみます。

◆独りでいる時間をきっちりつくる

人間関係に疲れたな、と感じているのなら、とりあえず独りでいる時間を作ってみることです。人と一緒にいると、相手に合わせてしまったり、相手の言動に振り回されてしまうので、そんな状況をいったん真っ白にして、本当に自分が思う、感じるところから行動してみることです。人に会わないと言ってスマホなどでSNSなどをするのは同じことになるので、その時間は電源を切っておくと良いでしょう。

◆小さなことから自分の感情を外へ向けて出していくことを心掛ける

他人や周りの空気に合わせ過ぎているため、自分の感情を自分でも分からなくなっているケースも少なくありません。小さなことでOKで、たとえば、今日のお昼は何を食べたいのか、というようなことでいいのです。

◆いやだと思うことはノーと言ってしまう

相手にノーというのは、過剰同調性の気質のある人には大変難しいことだと感じられるかもしれません。ですが、不思議なもので、本人のノーという答えが、相手にとって常に不快なものであるというわけではないのです。むしろ、相手にとっては、ほとんどが許容範囲と言ってもいいでしょう。自分のマイナスの気持ちを話せる相手が見つけらるととても良いでしょう。

◆自分と相手を切り離して考える

気をつかう、周りに合わせる、自己主張しない、といった特徴の他に、共感性が強いことから、誰かが悩んでいたり、苦しんでいたりすると、それに共感してストレスを蓄積させてしまうこともあります。なので、少々強引にでも、自分自身に意識を向けてみることです。相手に共感しようとするのではなく、「自分がどう感じているか」「自分がどう思っているか」「自分がどう考えるか」ということを意識しましょう。

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自分の感情、生じる気持ちを、正直に素直にチェックすることです。

ありのままの自分を受け入れ、自分を認めてあげられたなら、きっと周りからも魅力的に映る部分が出てくるはずです。

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