パーソナルスペースは、実施の物理的な距離で分類されていますが、それはとりもなおさず、お互いの心の距離でもあります。
相手との距離がどのようになっているか、そして、その相手の持っているパーソナルスペースを把握することで、お互いの「ちょうど良い距離感」で接することで、関係を上手く築けるわけです。
恋愛で使える!パーソナルスペースの知見
相手のパーソナルスペースの理解は、相手のことを理解すること、相手との距離を縮めることに他なりません。
恋愛に使えるパーソナルスペースの応用例を紹介しましょう。
相手のパーソナルスペースを把握
なにはともあれ、まず相手のパーソナルスペースを把握しましょう。
はじめは、ある程度の距離を保った状態で様子をみつつ、少し距離を変えながら、相手のスペースが広いのか狭いのかをチェックしましょう。
会話に夢中になって、ひと息ついたときも、ふと近すぎることに気づいて、相手が不快感を示す、なんて言う場合もあるので、些細な言動も確認できると、より対応の仕方が見えてきます。
向かい合わせに座らないのが基本
とくに、相手に好意を持っていて、それを示したいと思っている場合は、正面に座るのは、どちらかというと逆効果になり得ます。
状況的に、向かい合わせに座ることになる場合は多いと思いますが、はじめはその位置でも、会話が弾んで、もう少し距離を縮めたいなと思ったときには、隣に座るなど、状態を変えることも必要でしょう。
対面の場合は個体距離であり、隣は親密距離です。
カウンターの席などは、初めから親密距離になるので、おすすめと言えます。
複数でいるときに相手のスペースに入る
パーティーや飲み会など、多人数で集まっているときなどは、それぞれが自分のパーソナルスペースを保とうとしつつ、重なり合っている状況です。
そんな状況においては、意識的に、さりげなく相手のスペースに入ることで、親密度がふっと上がる可能性があります。
さりげなく、がポイントで、相手のパーソナルスペースに入ったときに、腕を組んだり、身体亜を反らして避けるような行動をとったら、警戒している合図なので、要注意です。
くれぐれも、様子を見ながら、徐々に距離を縮めていくように意識するのが良いでしょう。
あくまでも臨機応変に
パーソナルスペースは、その人のまわりに線が見えるわけではないので、コミュニケーションをとりつつ、狭い?広い?このくらいかな?と把握していくものです。
男女でも傾向が異なり、個人差もあり、また、環境や状態によっても変わり、同じ人でもいつも同じスペースであるとは限りません。
この人は、パーソナルスペースが狭いと見た!ぐいぐい近づいて・・・!ってやり過ぎると、惹かれてしまったり、ということもあり得ます。
あくまでも、臨機応変に、相手を思いやる気持ちが大切です。
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