恋愛と結婚の違い
よく「恋愛と結婚は違う」と言われますが、具体的にどういうことが違うのでしょうか。
たとえば・・・
【刺激と安定】
恋愛している時期は、恋人との楽しい時間、ときめきなどを重要視するでしょうけれど、結婚となると、長期的な安定性、安心感などを求める傾向があるでしょう。
【家族との繋がり】
付き合っているだけのときは、当人たち二人だけの関係と考えて差し支えないのですが、結婚すると、相手の家族、親戚とも関わることになります。
【法的にも社会的にも家族とみなされる】
恋愛時点では、法的な繋がりはないのですが、結婚することで、法的に家族であると見なされます。
恋人関係になって付き合っていると言っても、生活をともにしているわけではないので、デートのときなど、楽しい時間だけを共有している状態とも言えます。
生活を共にするというのは、寝食をともにするということのみならず、経済面も生計をともにすることになるので、暮らしにおける現実的なことも大切になります。
結婚する意味
結婚は、人生のおける一大イベントとも言えるものですが、結婚願望を持つ人がいる一方で、結婚する意味が分からない、という人もいるでしょう。
結婚とは何なのか、たとえば次のようなことが言えます。
愛する人と一緒に暮らすことができる
まずいちばんは、結婚することで、愛する人と一緒に過ごすことができることでしょう。
恋人関係のときは、デート中の楽しい時間を共有するだけとも言えると思いますが、結婚すると、暮らしを共有することになります。
長い時間をともに過ごすことで、お互いを支え合う役割を担っていき、相手に対する愛情、ふたりの絆を深めていくわけです。
結婚は、そのステージに至るターニングポイントと言えるでしょう。
社会的な信用が得られる
結婚、すなわち、家庭を持つということになります。
家庭を持つことで、まわりからも一人前の社会人として認められることもあるでしょう。
さまざまな因子はあるでしょうけれど、未婚者と比べて、結婚した人は社会的に認められやすい傾向は少なからずあるようです。
子供を育てる喜びを得られる
子供に恵まれたなら、子育ての喜びを感じられることは大きなものでしょう。
子供ができたら幸せいっぱい、ということばかりではなく、たくさんの大変なことがありますが、そのプロセスが夫婦、家族の絆をさらに深めるものでしょう。
経済的に安定する
2人が別々で生活するよりも、2人が一緒に生活する方が、経済的にはコストメリットがあります。
また、共働きであればさらに余裕が生まれるので、資金を貯蓄や投資などに充てることもできるでしょう。
また法的にも、配偶者控除などの減税措置といった税制面でのメリットも得られます。
一人では経験できなことを経験できる
自分だけだったら知ることのなかった経験も、結婚してパートナーといることで、体験することもできるでしょう。
パートナー自身の興味のあることもそうでしょうし、その家族や友達との関係などを通じても、幅広い価値観に触れる機会が得られます。
また、子供に恵まれたら、親としての経験を積んで、人間的にも豊かになることでしょう。