近年、恋活、婚活用のマッチングサービスを運営している会社が多く出てきていますが、玉石混合という状況もあります。
そこで、ここでは、安心して利用できるマッチングサービスを選ぶには、どういうところをチェックしておくべきかを紹介していきたいと思います。
安全なマッチング運営会社選びのポイント
世の中にいろんな人がいるのと同じように、マッチングサービスの利用者の中には、様々なユーザーがいます。ある程度は仕方のないことですが、そもそも、運営会社の良否もあるので、まずはそこをチェックしておくことは重要なことでしょう。どのマッチングサービスを利用するかの参考にして頂ければ幸いです。
インターネット異性紹介事業の届出をしているかを確認する
警視庁のホームページにも掲載されていますが、マッチングサービスの事業を運営するには、インターネット異性紹介事業の届出をすることが義務付けられており、これには年齢確認をすることがマストになっています。利用しようと考えているサービスの運営会社が、この届出をしているかどうかは、公式サイトやアプリのストアなどに、届出をしている旨の記載があるはずなので、はじめに確認しておきましょう。記載のない会社は、出会い系サイト規制法に違反していることになるので、信頼できる会社とは言えないので注意しましょう。
男女ともに完全無料なのは要注意
マッチングサービスにおいて、一般的には、女性は完全無料で利用できて、男性は課金が必要になるものが多いのが実情なのですが、中には、男女ともに完全無料を強調しているマッチングサービスもあります。完全無料というのは魅力的に感じるとは思いますが、無料というのに惹かれて安易に登録したとたん、業者や遊び目的の利用者にアプローチされるリスクが高いと言えるでしょう。あらゆることに共通することかもしれませんが、本人確認や課金制度など、ある程度の利用に伴うハードルというか検閲があることで、悪質な利用者をけん制することができます。ですので、基本的には、男女ともに完全無料を強調している運営会社のサービスは利用を見送った方が無難と言えるでしょう。
24時間365日サポート体制を敷いている>
もし何らかのトラブルに巻き込まれてしまったときにも、24時間365日サポート、監視体制が整っているところであれば、いつでも対応してくれるので安心できますよね。ハッピーメールなどでは、公式サイトでその旨を記載していますが、正しく利用したいというユーザーが安心して恋活、婚活できる環境を常にサポートしてくれている姿勢が見られるサービスを選びましょう。
通報システム、悪質な利用者の退会システムがある
サポート体制、監視体制がしっかりしているサービスでは、利用者からの通報システム、悪質な利用者を強制的に退会させたり、アカウントを凍結させるシステムが設定されています。もし、利用時に、不審なメールを受け取ったり、他のサイトに誘導されたり、物品の販売の話を持ちかけられたり、個人情報を強引に聞いてきたり、といったことがあれば、運営サイドに通報することで、運営者がそれらのやりとりをチェックしてくれて、相手がルール違反をしているのであれば、強制的に退会などの措置をとってくれます。そのようなシステムのない運営会社では、被害があっても放置されてしまうので、利用は避けるべきでしょう。
運営期間が長い、かつ、会員数が多い
運営期間が長く、かつ、会員数が多いというのは、マッチングサービス選びに役立つ指標と言えます。昨今ではたくさんの運営会社が乱立してきていますが、安全なマッチングサービスは、利用者が安心して利用できることから、必然的に運営期間も長く保てますし、会員数も増えていくのは容易に想像できますよね。はじめてマッチングサービスを利用しようという方であれば、ひとまず、ひとつの目安として、運営期間が10年以上の会社を選ぶと良いでしょう。
個人情報の管理体制における認証がある
マッチングサービスを運営するには、本人確認のために身分証明書が必要ですし、利用料支払いのためのクレジットカード情報などの個人情報の登録が必要です。そんな中で、個人情報の管理体制がしっかりしていないと、情報漏洩に繋がります。情報管理体制に認証を受けているかどうかは、公式サイトなどに、JAPHIC、TRUSTe、といった第三者による認証を受けていることの記載があることを確認しておきましょう。これらの認証を受けていることが明記されていれば、個人情報保護法に則って情報管理がなされていると判断できます。