マッチングでの個人情報を教えるタイミング

マッチングサイトを利用している人の中で、お相手とのやりとりが始まったときに、相手のことをなんて呼べばいいか、相手になんて呼んでもらうか、ということで迷った経験のある人も少なくないと思います。

また、そのときに、自分の本名を教えてしまっていいものか、ということを悩んだ人もいるのではないでしょうか。

パートナー探しをしているとは言え、まだ会ったこともない知らない人に、あまりプライベートことや個人情報を明かしたくないという気持ちもあって当然でしょう。

最終的に、会う約束をするところまで来たり、付き合いが始まったりしたら、本名はもちろん、個人のLINEアカウントなどを交換することになるでしょうけれど、マッチングサイト内のツールを使ってのやりとりの段階では、まだ教えたくないという人も少なくないはずです。

結論から言うと、すぐに名前や連絡先を教えるというのは、控えておいてよいと思われます。

あまり慎重になり過ぎても、出会いのチャンスを逃すことにもなり得ますが、想定外のトラブルを避けるために、はじめから名前や個人の連絡先を教えるのは避けた方が無難です。

あまりお互いのことを知り合えていない状態で、あまり個人情報を公表してしまうと、SNSなどから個人を特定されてしまうリスクも出てくる可能性があります。

特定されたからといって、たちまち何かの問題が生じるというわけではないですが、名前を教えるのは、お相手とある程度の関係を築けたあとにするのが良いでしょう。

具体的なタイミングとしては、メッセージのやりとりをする中で、相手の人となりをある程度つかめた段階、あるいは、実際に会ったときなどが妥当と言えるでしょう。

会うということは、お互いに顔を見合わすわけですから、名前や個人の連絡先を交換するのは自然なタイミングですよね。

マッチングサイトのプロフィールにも、ニックネームを設定しますが、これも本名を入れるのは控えておくか、あだ名や下の名前だけ、という人が標準的な形なので、それにならっておくのが良さそうです。

少し話題が逸れるかもしれませんが、実際の事例で、マッチングサイト内で知り合って、メッセージのやりとりを通じてある程度お互いのことを知って、さて実際に会いましょう、ということで会ってみると、なんと知り合いだった!ということもときにはあるようです。

それによってお互いに「なんだ~!」と笑ってしまって、それまでは特に恋愛対象として見ることはなかったのに、結果的にその出来事がふたりを結び付けたということになったケースですね。

別件では、話をしたこともなかった同じ職場の人や、取引先の人と繋がったという事例もあるようで、そこから付き合いが始まったというケースもあるんですね。

想定外の出来事でも、こういったケースは、固定化された関係を解きほぐす、シャッフルする良いキッカケとなるものなのかもしれません。

こんな形で距離が縮まるということはおもしろいことと言えそうですが、マッチングサービス内で、はじめから個人情報を公開するというのは、ちょっとリスクが高まる可能性を想定して、控えておくのがベターでしょうね。