＜ハッピーメール出会い体験談＞
（40代後半 女性 宮城県）
今
幸せ！
このサイトに名前を変えながら長くいる私.
長年
探し求めていた人にようやくめぐり逢えた.
失恋して傷心だった時に
珍しく
あしあとからプロフィールが気になって、自分からメールした.
相手に対する少しの興味と
失恋の悲しみをたくさん抱えて
始まったメールのやり取りは
ほどなくLINEに移行しても
穏やかに続いていった.
会うこともなく
言葉のやり取りとほんのたまに
柄にもなく風景の写真を送りたくなったりして
毎日
少しずつ続く
言葉のやり取り
1ヶ月以上経ち
あるイベントに出演するからと
招待を受けた.
知らない場所に
１人でのこのこ出向いた
自分だけが部外者な感覚に
居心地の悪さを感じてた…
ステージが始まった.
彼だ.
彼の登場で
その場の景色が
急激に
薄紫に色づいて見える.
魔法みたいだ.
もしかして目が合った？
私を見てた？
そして
ようやく
片想いが始まった…
ステージ上から
私を見初めた彼と
ステージ上の彼に
ときめきを覚えた私と
双方向からの片想い
恋の始まりと呼ぶには
儚すぎて
だけどこの日を境に
言葉のやり取りが
熱を帯びていく.
それから2週間
長い長い2週間だった…
初めて
会った…
待ち合わせ場所に現れた彼は
素敵な笑顔で
私を有頂天にさせる言葉を紡ぎ出す…
また
魔法みたいだ…
美しく
楽しく
穏やかに
時が流れ出した…
寒さの中で
不意に繋がれた手は
想像以上に冷たくて
思わず
遠い昔
15歳の記憶が蘇り
温めてあげたくなる.
・・さん
好きです
・・君
わたしもです
そんなことを
実際に口に出したか.
ゆっくりと
恋が始まった.
おたがいに
探し求めていた人に
ぴったりと合う
こんなことって
あるんだ…
ハッピーメールさんに
感謝しなきゃね…