空気の読み過ぎで疲れる人
恋愛においても、いつもその場の空気を読み過ぎてしまい疲れてしまう、相手に合わせ過ぎてしまう、相手の機嫌が気になるために自分を素直に表現できない、甘えられない・・・といったことを感じたことのある人は、結構おられるのではないでしょうか。
空気を読むこと自体はむしろ良いことである場合も多いのですが、読み過ぎて疲れる、自分を表現できない、ということが多いというのは、過剰な同調をする、過剰同調性の傾向があるのかもしれません。
過剰同調性の傾向とはどういうものなのか、また、その対処方法を紹介してみましょう。
過剰同調性ってなに?
過剰同調性というのは、空気を読み過ぎる人のことを言いますが、KY(空気の読めない人)と対照的なタイプです。
その場の空気を読み過ぎたり、相手の反応、機嫌が気になって自分の意見を主張することができなくなってしまっている状態です。
自分のことよりも、周りのこと、人のことを優先するために、恋愛に限らず、普通の人間関係でも、大きなストレスを蓄積させてしまう原因になってしまいます。
そうなる要因として一般的に言われていることは、生まれつきその傾向がある人もいるようですが、たとえば、小さい頃に親から虐待を受けていた経験があるとか、反対に、過保護が行き過ぎたりして、愛着障害というのが要因になったりすることがあるようです。
ここで言っている、過剰同調性というのは、正式な病名ではなく、あまり深刻なものになると心身に悪影響が出る可能性がある症状のことを指しているそうです。
ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)とも無関係ではない
ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)というのは、人とのコミュニケーションが苦手だったり、関心を持つこと、興味を持つことに強い偏りがあるといった特徴があります。
一方、過剰同調性というのは、相手に合わせ過ぎる、空気を読み過ぎるということなので、むしろコミュニケーションは得意なようにも見えるかもしれませんが、人とのコミュニケーション、対人関係をが苦手だと感じている人は、それがゆえに、共感をしようと過剰同調性を帯びてくることもあるのです。
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当てはまるものがいくつありますか? >>>過剰同調性の傾向、特徴