デートのときの支払いについては、人によって考え方が違うところがありますよね。
その人の年代や境遇、時代のトレンドによっても様々なシチュエーションが考えられそうです。
男性におごってもらうのが当然と思っている女性もいたり、割り勘が基本だと考える女性もいます。
結婚すると家計を共にすることになりますが、いまは共働きであるケースも多いので、会計はそれぞれでやりつつ、家賃やローン、食費などの共通の費用を出し合うという夫婦もあります。
交際中のカップルだと、生活費はそれぞれでやりくりしているわけですが、家計を共にしているわけではないので、共通の出費と言えば、デートのときということになるでしょう。
デートの費用はどう考えられているのでしょうか、男女200人を対象にしたアンケートとともにみてみます。
【Q】
デート費用の支払いはどうしていますか?
【A】
割り勘 61人
(男性:32人、女性29人)
男性が多めに支払っている 95人
(男性43人、女性52人)
女性が多めに支払っている 8人
(男性2人、女性6人)
男性がすべて支払っている 36人
(男性23人、女性13人)
多い順で比率で並べると下記のような結果です。
男性が多めに 48%
割り勘している 31%
男性がすべて 18%
女性が多めに 4%
男性が多めに支払っているケースが多いのですが、割り勘も全体の3割程度になっていて、これらを合わせると、全体の8割くらいになります。
男性がすべて支払うというのは、現在ではむしろ少数派のようです。
ただ、男性は女性におごるもの、という固定観念もまだなくなったわけではないようで、男性が多めに出すというところに表れているようにも思えます。
実際のデートではほとんどのカップルが、男性が多めに出すか、割り勘としているということですが、割り勘するということについてはどう考えているのでしょうか。
【Q】
デート費用の割り勘はあり?なし?
【A】
割り勘 あり 177人 ・・・ 88.5%
(男性:89人、女性:88人)
割り勘 なし 23人 ・・・ 11.5%
(男性:11人、女性12人)
割り勘はあり?なし?という質問については、割り勘でいいという考えが主流のようで、男女の差もないようです。
男性からしても、デートのたびに毎回おごっていると金銭的な負担が大きいので、場合によってはデートそのものが負担に感じるようになり兼ねませんね・・・。
また、女性側からしても、おごられてばかりいると逆に気を使ってしまうというところもあって、割り勘にした方が気が楽と考える人も多いのかもしれません。
男女のことについては社会的にもいろいろと議論されている昨今ですが、平等、対等という方向が主流となっていることの表れとも思えますね。
割り勘デートが主流だということですが、カップルの関係性や人それぞれの境遇によっても支払い負担を変えるということはないのでしょうか。
【Q】
年下の彼氏との割り勘デートはあり?なし?
【A】女性100人
あり 95人
なし 5人
年下の彼氏との割り勘デートとなると、割り勘OKと考える女性は95%に上がりました。
とくに、若いときの年齢差は収入にそのまま関係してくるので、年下の彼氏におごってもらおうと考える女性が少ないということでしょうか。
女性が社会人で、男性が学生というケースなどは、そういう考えになる場合もあるでしょうね。
また、女性がおごるとなると、男性のプライドを傷つけてしまうようなこともあるでしょうから、割り勘というのはちょうどいい落としどころなのかもしれません。
男性の中には、女性におごってもらって平気な人もいないわけではないでしょうけれど…(^^; そうなり過ぎて、女性が貢いでいる状態という話もありますね…
逆に、年上彼氏の場合はどう見ているのでしょうか。
【Q】
年上の彼氏との割り勘デートはあり?なし?
【A】女性100人
あり 71人
なし 29人
彼氏が年上の場合も、71%の女性が、割り勘OKの回答でした。
年下の彼氏の場合と比べると若干比率は減少していますが、割り勘ありというのが多数派です。
ただ、さきほどのケースとは逆に、男性が年上の社会人で、女性が学生という場合などは、毎回割り勘デートというと、どこか疑問符が残る感じがあるのは固定観念でしょうか。
デートの支払いについてアンケートを引用してみてみましたが、一般的には、割り勘+アルファで考えておくのが無難なのかもしれません。
ですが、いろいろな考え方の人、カップルがあるわけですから、デート費用については、ふたりである程度のことは話し合っておくことも必要でしょう。