改めて言うまでもなく、世の中にはいろんな考え方、価値観の人がいて、それがなんだかんだと多かれ少なかれ関係し合って成り立っているわけですよね。
学校や職場などはもちろんのこと、最小単位の社会的コミュニティーとも言える家族においてでさえ、微妙に、あるいは結構な価値観の違いがあるケースも存在するはずです。
落語家の桂雀々さんの自伝「必死のパッチ」という本には、両親以外の大人にはとても恵まれていた、といった内容の記述があったりして、家族だから大事に思う、信頼できる、大事にする・されるということも一括りには言えないケースもあるということの例でしょう。
人間関係全般について言い出すと、それこそ十人十色、千差万別となるのですが、それは恋愛においても同じようなことが言えるのだろうと思います。
理想の彼氏・彼女、運命てのパートナーという人がこの世のどこかに存在するという考え方もありますし、それを信じるか信じないかはあなた次第です!ということになりますが、いずれにしても、それまで別々に生活をして、別の人生を送ってきたもの同士が付き合うということになるのだということは皆さん納得するところでしょう。
違うところで暮らしていた人が関わり合うというのが交際なので、当然ながら二人に起こるある出来事に対して、異なる感想を持つこともあるでしょうし、違う反応をすることもありますよね。
そして、それに対して自分が肯定的に思うか否定的想うかというところがまず出てくるでしょう。
肯定的な印象を持つときには、そのことについての価値感が似ているということで何も問題はなさそうですが、否定的な感覚を持ったときにはどう考えるのがいいのでしょうか。
それが許容できるものであればいいのですが、そうでない場合にはちゃんと話をするべきでしょう。
たとえばよく例として挙げられることのひとつとして、付き合っている相手が、レストランなどの店員さんに横柄な態度をとる相手な場合。
相手のそういった態度をイヤだなと思う人は、今後一緒にレストランへ行くこと自体がストレスになっていくのではないでしょうか。
こういうことがある場合は「店員さんにきつくいうのをやめて欲しい」ということをちゃんと伝えるべきでしょう。
伝え方は自身や相手の性格によってもいろいろあるでしょうけれど、「店員さんへの言い方がきつく感じるんだけど…もっとソフトに言って欲しい…」など。
この例などは日々の些細なやりとりではありますが、人に対する応対の仕方と言うのはいろんなところで出てくるものなので、ひとつひとつは小さなズレだと思い込むことができても、度重なることで致命的なことになりかねません。
譲れない!という強いものでなくても、なんだか気になること、違和感を感じるようなことは、ちゃんとお互いに話あってすり合わせていくというスタンスはとても大切のことですね。
素敵なパートナーと繋がれますように!